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スピロスペロ製品の椿油は昔ながらの製法でつくられています

spiro spero Blog 6月 14 2018

綾町産椿油の製法

現在、綾町には椿油を生産しているところが 1 件あります。

30 年前に、町から綾町の特産品としての椿油の生産を依頼されて、搾油機を導入し椿油の受託生産をはじめたそうです。

現在は個人からの受託生産は受け付けていませんが、一定の量と質をクリアした椿の種子であれば搾油してくれます。そして、受託分の搾油が終われば、自分たちで拾ってきた種子から搾油して椿油をつくっています。

スピロスペロ製品「オールケアバーム」には、ここで生産された椿油を使用しています。

 生産には伝統的な製法が受け継がれていて、収穫、乾燥、加熱、圧搾・濾過の工程に分けられます。

 

収穫

熟すと殻が割れて自然に種が落ちてきます。

9 月の終わり頃から椿の実が熟して割れ、中から種が落ちてくるので、それを拾い集めます。

頭上を見上げれば、種のつまった椿の実を多く見つけられますが、木についている実をもぎ取り種を取り出すことはしません。

熟して自然に落ちた種子のほうが発芽のためのエネルギーが十分につまっていて、とれる椿油の質と量が良くなるそうです。

またこの時に、石が混じってしまうと搾油機にかけることができないので、丁寧に椿の種だけを拾わなければならなりません。

当然、一晩に地面に落ちる種の数は限られるので、収穫は1日で終わらず、種がとれる10 月の終わりまでコツコツと拾い集めていきます。

 

乾燥

天日干しで時間をかけて乾燥させます。

良質なツバキ油をつくるために最も大切な作業が乾燥です。

種に含まれる水分をとばし油分を凝縮させるために、風通しがいいところで、最低でも 2 ヶ月以上天日干しさせなければなりません。

また、種から均等に水分をとばすため、乾燥期間中は毎日 3 回、種をかき混ぜて転がす作業が必要です。

乾燥が不十分だと椿油の量も質も低下してしまいます。

太陽エネルギーを活用して、とにかく根気よく丁寧に乾燥させることが良質な椿油をつくるための条件です。

 

加熱(焙煎・蒸し)

搾油に入る前に下準備として、焙煎と蒸しの工程があります。

焙煎することで種に含まれるタンパク質を変性させ油に風味を加えることができるそうです。

さらにそれを蒸すことで、油分を抽出しやすくして、いよいよ搾油です。

 

圧搾・濾過

蒸し終わると搾油機の中に投入され、殻と一緒に圧搾され、種の中から油が抽出されます。ここででた椿の殻は油粕になり、良質な肥料として畑にまかれます。

この時点では油の中に、細かい種の殻など不純物が混じっているので、これをろ紙を使って濾過して取り除きます。

余計な圧力を加えず、ゆっくり時間をかけて濾過されます。

濾過された椿油は数日間静置され、その上澄みだけをすくい取り容器に充填して、ついに黄金色に輝く椿油の完成です。

手間と時間がかかる上に、その収量は少なく、乾燥させた椿の種 5 kg から約 1 升(1.8 リットル)しか椿油がとれません。他の植物油に比べて高価なのも納得です。

「ぜひ一度、椿の種を拾い集めるところから体験してください。それで初めて椿油の本当の価値がわかってもらえると思います。」

椿油の生産者から言われた言葉です。

なので、昨年から椿油づくりに挑戦しています。

来年は自分たちで収穫・生産した椿油をつかって製品をつくりたいと思います。

 

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